実は危険な生挿入&外出し…中出しじゃないから安全という幻想

2021-01-06

今回お届けするテーマは膣外射精…俗に言う「外出し」の話。

どこぞの書き込みを見ればもうすでに数多の外出し経験者の実情が記されており、特に女性は以前よりもその危険性を知る人も増えたのではないでしょうか。

今は情報化社会と言われているだけのことはあり、調べれば数えきれないほどの情報をいともたやすく入手可能になりましたよね。

そんな時代にあっても「外出しの安全神話」を疑わない男性は多く、望まない妊娠から中絶に至るといったケースも少なくないわけです。

…確かにゴム無しの生挿入は超快感である。

だが結論から言うと「生挿入&外出し」にもリスクあり。

今のパートナーを大切にしたいと思うのであれば、もはや男性もこれからは生セックスの快感に屈することなく、「生挿入&外出し」という選択肢は非常に残念ながらもないものとして考えた方がいいのかもしれません。

というわけで生挿入&外出しを危険とするその根拠について、専門家などの意見を引用しつつなるべく簡単にまとめているので参考までに。

そもそも外出しとは?

膝をついている全裸女性の胸から下の画像

男性は知らぬ人の方が珍しいというほど名の知れた外出し。

簡単に言うと「中出し(膣内射精)」では妊娠する可能性が高いです。

そのため望まぬタイミングでの妊娠を回避しつつ、多くの男性の憧れにもなっている生挿入での強い快感を得るという、一見すると一挙両得のようにも思えるお得っぽい方法といったものが一般的。

コンドームを外すことで、ペニスに伝わる膣内部の生の感触はさらにワンランク以上の快感となり、男性のみならず女性も病み付きになるのは仕方ない。

それに加えて中出しできれば快感はさらに半端ない。

何と言っても男性はただでさえ絶頂時…射精の瞬間が最も気持ち良く感じる状態なのに、射精の瞬間が膣内部の生感触だとさらに気持ち良いことこの上なし!

とはいえ何度も言いますが中出しは妊娠の可能性が高い。

そのため外出しのような「折衷案のようなもの」があるわけですね。

…確かに実現できれば素晴らしい裏技のようにも思える…。

しかし結論から言うと外出しは厳密には避妊方法ではありません。

性知識の乏しい男女であれば外出しを避妊の一種と認識しているケースがありますが、実はハッキリ言って普通の「妊活」に限りなく近い行為とも言えるのです。

外出しすれば安全と誤解している男性はその仕組みをしっかり把握し、生挿入&外出しの乱用は禁止にすべきかもしれない。

普通に失敗するリスクもある

道端にアイスクリームを落として泣きそうな女性

まず外出しのあるある話が単純に失敗してしてしまうというケース。

外出ししたと主張しつつこういった失敗をする人も少なくないようです。

もともと体調不良やお酒で酔ったりなどがなくとも、男性は自身の射精感を完璧にコントロールするのは慣れていても難しいもの。

自分もそこそこ射精感の我慢や射精コントロールもできるようになりましたが、それでも体調万全のときにおいてもやっぱり暴発してしまうことはあります。

「そうだ!外出しすればいいじゃん!」…と考えることはすこぶる簡単ですが「言うは易く行うは難し」であり、いざ実行してみると意外と100%の仕事は難しい。

もちろん慣れによる経験値は高い方が圧倒的に有利で、最初からうまくできると過信するのはあまりにもハイリスクであることは言わずもがな。

つまりこれこそが外出しでの失敗で最もよくある話。

射精感の抑制をうまくコントロールできず、引き抜くタイミングが合わずに膣内部や外性器などにちょっとだけ射精してしまうといったケースです。

外出し経験者は少なからず経験があるのではないでしょうか?

それと射精する位置もポイントであり、太ももやお腹などに出した精液がそこから流れて分泌液と混じって内部へ…といった可能性もなきにしもあらず。

もちろん精子量が少なければリスクは減りますが、それでも可能性はゼロになるわけではないので、こういった失敗が起こらぬよう細心の注意が必要なのです。

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原因はカウパー液…ではない?

外出しにおいても犯人扱いされることの多いカウパー液。

一般的には我慢汁とか先走り汁などと呼ばれることも。

カウパー液(尿道球腺液、カウパー腺液)というのは乳白色の精液とは異なり、性的興奮時に無意識に分泌される透明のヌルヌルとした分泌液です。

その役割としては体内でつくられた精液が尿道を通る際、それがなるべく円滑に通過するのをサポートする潤滑油のようなはたらきがあります。

また、pHが酸性である尿道や膣内部において、アルカリ性であるカウパー液が精液を守るといった役割もあります。

女性の感度が高まって愛液によって「濡れる」という状態も「必要な準備」に当たるわけで、そういった意味では同じような生理現象と言えるわけですね。

我慢汁はカウパー液ではない?

…そしてテーマに関連する重要な話はここから。

厳密には「我慢汁=カウパー液」ではありません。

そもそもカウパー液がつくられている尿道球腺では精子はつくられておらず、カウパー液そのものによって妊娠することはありません。

簡単に精子の通り道を解説すると、精巣(睾丸)でつくられた精子が精巣上体(副睾丸)に貯蔵され、その精子が精管から尿道を通じて射精に至ります。

ごく簡単に言うとこんな流れになりますが、このとき横から男性の下腹部の断面図を見ると一目瞭然で、カウパー腺が分泌される位置はこの精子の通り道よりも下側にあり、尿道において合流するような構造になっています。

男性生殖器の断面図

(※ 出典:「生殖器各部位(男性)」 厚生労働省)

…で、性的興奮によってカウパー腺からカウパー液が分泌され、その透明でヌルヌルの液体が一般的には我慢汁などと呼ばれてしまっているわけです。

射精と精子とカウパーと

そして男女共に最も大きな勘違いをしているのが射精について。

そもそも精子は射精のときに放出されるものと誤解されがちですが、実際には性的に興奮すれば射精前であっても精液が出ることは普通に起こるのです。

精子は意識して射精する以外にも少しずつもれていることがあります。

(※ 引用:「避妊について」 村口きよ女性クリニック)

当然ながら射精のときのように大量に放出されるものではないので、普通は一見して認識できるようなものではありません。

そう、実は性的興奮状態において出てくる精液がカウパー液と混じり合い、いわゆる「我慢汁」となって尿道口からあふれ出てきているのです。

女性の愛液が複数の分泌液で構成されているように、男性の我慢汁もそれと近いものと言えるのかもしれませんね。

先ほども触れましたが、本来純粋なカウパー液には肉体の構造上において精子は含まれていません。

あくまで「途中で合流して混じり合う」というのが原理。

つまり一般的にカウパー液そのものが犯人扱いされることは多いですが、純粋なカウパー液そのものが悪いのではないというわけです。

そしてこれこそ外出しという方法が例え完璧にコントロールされた状況下であっても、生挿入であれば妊娠する確率がゼロにならない理由なのです。

…ずばりこのあたりの細かいことを理解していない男女は多い。

よく「コンドームを装着したのに妊娠したのは何故?」という質問も見受けますが、その中には「射精のときだけコンドームを装着した」というケースもあり、ここでの解説がまさにその答えとなっているわけですね。

そもそも外出しかどうかという以前に、生挿入を行った時点で構造上では妊娠の可能性が生じるため、「外出しだから安全」といった考え方にはご注意。

関連記事:「えっ…コンドームの避妊率は85%!?完璧でも妊娠する理由とは?」

外出しと妊娠の可能性

小屋の窓際で妊娠した自分のお腹を触っている女性

最後は「外出しでも妊娠率が高い?」と思われている件について。

これについては例えば投稿された個人の意見などをチェックした場合においても、やっぱり妊娠したという衝撃的な事実の方が大きく目立つため、「外出しでも妊娠率が高い?」と錯覚しやすくなる部分はあると思います。

ただ、各専門医のWebサイトで使われていることの多いデータによると、外出しの理想的な方法で4.0%、一般的な方法で22.0%という具体的な数値もあります。

(※ 出典:Contraceptive Technology, 20 ed,. Ardent Media, 2011. http://www.contraceptivetechnology.org/wp-content/uploads/2013/09/CTFailureTable.pdf

他にも詳しい情報元は明らかにされていませんが、レディースクリニックを運営されているクリニックを運営されている専門家によると…

「(前略)では避妊率ですが、例えば5万人入るコンサート会場にいる女性が膣外射精、コンドーム、ピルを用いた避妊方法で実際に何人妊娠するか。ざっくり計算すると、膣外射精→1万5000人(後略)」

(※ 引用:「避妊について」 天の川レディースクリニック)

こちらの専門家が掲載した数値は、おそらく先に紹介した「一般的な方法」における妊娠率に近いものではないかなと思われます。

いずれにしても理想的な方法において完璧な仕事をしたつもりであっても、生挿入の時点で射精以外でも精液が出ている可能性がある限り妊娠率はゼロにならず。

一般的な方法においてはそういった要素も加わって妊娠率は跳ね上がるため、事故率の多さも考えるとどうしても無難な方法とは言えないわけです。

関連記事:「えっ…我慢汁で妊娠するの?カウパー液との違いとは?」

安全日の外出しと生存日数

せっかくなので外出しに強く関連してくる安全日についても。

外出しであっても妊娠率を下げたいのであれば安全日は重要で、ここまでの話を参考にするのであればなおさら気を付けたいことになります。

しかしその安心度を高められるはずの安全日という存在が、かえってリスクになってしまうケースもあるのです。

実のところ構造上において女性には妊娠しにくい周期があります。

しかし一般的に「生理中は妊娠しにくい」など言われていますが、それと同じように言われるのが「妊娠しない日はないと思うべし」というもの。

…まず当たり前ですが生理は機械的に生じる現象ではありません。

複雑な体内での動きから体調による変化や環境による影響など、数え上げたらキリがないほどの多くの要因によって生理周期は変動します。

生理が早く終わって排卵日が早まった…安全だと思っていた日が安全ではなかった…なんて珍しくもない話ですが、そういったリスクを考えると安全日はないという考え方が賢明になる言えるわけです。

…そしてこれまた肝心なのが精子に関するタイムラグ。

一般的に精子は膣内でも3日程度生きると言われますが、実際には長いもので1週間生きることもあるため3~7日程度と思っておくのがいいかもしれません。

「妊娠しづらい日」とは、決して「妊娠しない日」ではありません。しかし、あえて妊娠の可能性が低い日としてあげるなら、排卵後、卵子の寿命が尽きてから次の生理までの間ということになります。

生理中は妊娠しづらいと思っている人もいますが、まちがいです。精子は1週間近く生きていることがあり、排卵が少し早めにおこることもあります。

(※ 引用:「特集2 父母のための性教育ABC 子どもとりまく現状を知ることから」 全日本民医連)

しかし、あくまでも寿命が1週間あるだけで、実際の受精可能時間は射精後5~6時間後から36時間後までです。
射精直後の精子には受精能力はなく、子宮腔を進みながら受精能力を獲得し、およそ射精後5~6時間後から受精可能運動が出来るようになります。
その後、36時間は受精能力を保持していますが、それ以後はただ生きているだけで、受精する能力はほとんどありません。

(※ 引用:「妊娠しやすいタイミングの取り方について」 杉本薬局)

つまり安全日と思っていた時期の最終日などに生挿入&外出しをすると、そのときにカウパー液と一緒に放出された精子が膣内に残り続け、その精子が卵子と結びつくようなケースもゼロではないというわけです。

生理が予想よりも早く終わるケース(排卵が早まる)や、膣内に残った精子のことまでを考えるとやっぱり安全日の精密な把握は非常にハードルが高い。

…こういった理由からも安全日という表現も適切とは言い難い。

そもそも安全とは「危なくない、被害を受けないこと」といった意味。

確かに妊娠する可能性を大幅に減らすことはできますが、様々な要因から可能性をゼロにできない以上、「危なくないわけではない」ことを理解しておくべきでしょう。

安全日という言葉は分かりやすいようで事実を誤認することもあるため、厳密には「比較的に安全度が高いと思われる日」と考えるべきなのかもしれない。

関連記事:「超気持ちいい生挿入中出しセックス…ゴム無しでの避妊方法とは?」

外出しと女性の感度

ソファーに寝転がり体を曲げているセクシーな服装の女性

補足しておきたい話の2つ目は女性の感度について。

近年では男性の精子数が減って妊娠しづらくなったという話もあるように、精子の数が減れば生き残って卵子と結びつく精子も確率的に減ってしまうので、結果的にやっぱり妊娠はしづらいということになります。

つまり直接的な中出しではなく外出しであれば、膣内にてピストン中のペニスから出る我慢汁に精子が混じっていたとしても確率的には妊娠しづらいということ。

もちろんあくまで確率なので妊娠しないわけではありませんが。

これが妊娠率を下げる大きな要因となっているため、女性は不安はあるもののOKしてしまう理由になっているのかもしれませんね。

…しかし女性が見逃しがちな妊娠率を高めてしまうもの。

それは女性の感度が妊娠にも関係しているということ。

基本的に女性は普段の状態から膣内はpHが酸性になるよう維持されていますが、感度が高まるとアルカリ性の粘液が分泌されるようになります。

ちなみに射精で放出される精液もカウパー液もアルカリ性。

つまり通常の状態では精子にとってはとてもアウェイな環境。

しかし女性の感度が高まって膣内がアルカリ性に傾くと、精子が活動しやすく妊娠しやすい環境になるというわけです。

女性の膣内は細菌やウイルスが侵入しないように酸性度の高い状態に保たれているので、酸から精子を守るアルカリ性の液体(精漿/せいしょう)に守られながらも精子の99%は子宮に到達する前に死滅。卵子の目前までたどり着ける精子はおよそ数十~数百個と言われています。

(※ 引用:「精子のこと」 丘の上のお医者さん)

子宮頸管からの分泌液も性的興奮によってたくさん出ますので、精子が子宮頸管を通過しやすくなります。つまり、おざなりのセックスよりは、ふたりが快感を得て満足できるようなセックスのほうが、多少なりとも妊娠しやすいといえるのです。

(※ 引用:「はるねクリニック銀座の不妊治療Q&A!人になかなか聞けないセックスの悩み」 はるねクリニック銀座)

生挿入ではペニスの感触…特に一般的にはカリ(カリ首)と呼ばれる「亀頭冠」の感触がダイレクトに伝わりやすいので女性にとっても快感が高まりやすい。

このように快感によってもたらされる体の変化も、生挿入&外出しでは注意しておくべき要素なのかもしれないですね。

関連記事:「感じていない=すっぱい?愛液の味についての真実」

オーガズムとの関係は不明

これは前項目で触れた女性の感度に関する補足。

感度と聞くとオーガズムを連想する人が少なくないと思いますが、今のところオーガズムとの関連性はハッキリと分かっているわけではありません。

オーガズムは精子の卵管への移送を促進する可能性があるが、オーガズムの有無と妊娠率に関する関連性はわかっていない。

(※ 引用:「自然妊娠の確率をあげるには?」 美加レディースクリニック)

男性は誤解しがちですが女性でオーガズムを感じない人はそれほど珍しくなく、もちろんオーガズム自体がなくても普通に妊娠することができます。

ただしオーガズムが排卵を促す可能性があるという専門家の意見もあり、今のところは可能性のひとつとして疑っておくのがリスク回避になる可能性も。

現状ではハッキリと分かっていないからこそ、こういった可能性にも注意しておいた方がいいのかもしれないという話でした。

関連記事:「十人十色の答えあり…セックスの平均時間と理想…そして相性」