えっ…我慢汁(ガマン汁)で妊娠するの?カウパー液との違いとは?

2021-01-06

さて男なら誰もが知っているであろう我慢汁の話をしましょう。

それにしても今更ながら、名前からしてこれはもう恥ずかしいやら情けないやら…といった何とも言えない感じの俗称が定着してしまっていますよね。

「果たしてこんな名前を定着させたのは誰ぞ?」…と思わなくもない。

まぁ、それはとりあえずよしとして「ん?そもそも我慢汁って何?」とか「我慢汁で妊娠するの?」と実はまだまだ男女共によく分かっていない人も多い。

そんなわけで「我慢汁とは何者ぞ?」「我慢汁で本当に妊娠するの?」といったことを知るために、そのあたりを深く深く掘り下げていきたいと思います。

そもそも我慢汁って何だろう?

妊娠している女性のモノクロ写真

さてまずは「我慢汁(ガマン汁)」の正体を簡単に解説。

そういえばその特徴をとらえたように「先走り汁」と呼ばれることもあり、英語では「precum」…pre(前、あらかじめ)、cum(精子、精液、射精)と表記されるそう。

ちなみに自分は我慢汁が出ないという人に会ったことがありません。

それくらい男性においてはポピュラーな存在かなとも思っております。

我慢汁は一般的に男性が性的興奮を感じることによって、ペニスの先っちょである尿道口から自然と無意識にトロッと出てくる体液のことをさしており、射精のときにドピュッと大量放出される精液とは別物になります。

絵面的には突出したペニスの先っちょからトロトロとあふれてくるため、どうしたってその様はやや不格好に感じることが多い。

その見た目を恥ずかしいと感じる男子が多くても仕方なし。

…ちなみに我慢汁に対してほとんど知識がないという女性は少なくないので、「なんか出てる?」とやっぱり驚くケースが多いようです。

しかし「相手も興奮してくれているのかと思うと嬉しい」といったアンケートの回答もあるように、自分に対して性的興奮を感じてくれるひとつの分かりやすいサインとして安心や嬉しさを感じる人も多いようです。

(※ 出典:「【かわいい!?】彼のアレを見た女性の心理を公開!」」 秘密のanan)

彼が感じてくれていると思い、気にせず彼の液を飲み込んでいます

(※ 引用:「【女性に質問】フェラのとき、ガマン汁(カウパー液)の味は気になりますか?」 ラブリサーチ)

ラブリサーチでの質問では166名中111名が気にならないと回答。

もちろん我慢汁に対しては肯定的な意見ばかりではありませんが、女性はそれほど悪い印象を感じていないことが多いようですね。

続いて語るカウパー液のこと

ここからはもうちょっと深く掘り下げてカウパー液の話。

最近ではかなり知られる存在となったカウパー液ですが、これはエンドウ豆ほどの大きさの「尿道球腺」でつくられている分泌液のこと。

男性生殖器の断面図イラスト

(※ 出典:「「精子の製造と射精の仕組み」」 浜松第一クリニック)

正式名称は「尿道球腺液」ですが、外科医ウィリアム・カウパーが発見したことからカウパーの名を冠してカウパー液とかカウパー腺液と呼ばれることも。

このカウパー液は見た目が乳白色の精液と違って無色透明であり、ぬるぬるとしたほどよいぬめり感とそれなりの粘り気を帯びています。

そのため手についたりするとそこそこびよーんと伸びる。

その粘り具合についてはおそらく個人差があるのでしょうが。

これは見た目の違いもさることながら触った感じも精液とはちょっと違ったもので、女性が性的興奮時に愛液によって濡れるのと同じように、カウパー液の流出は男性版の「愛液で濡れる現象」といったところ。

…せっかくなので役割の話も少ししておくと、カウパー液の役割はどちらかと言えば周りをサポートしてくれる感じのお仕事。

まず潤滑油のようなものとして精液の排出を滑らかにしてくれています。

先走りなんてちょっと残念っぽい印象の呼ばれ方もありますが、先行してスムーズな射精放出のお手伝いをしてくれていたんですね。

他のお仕事にも関連してくるのがカウパー液のpH。

カウパー液のpHはアルカリ性で、尿道の酸性度(健常者の尿は弱酸性)によって精子が弱ってしまわないようカウパー液が中和してくれています。

あと普段から酸性の状態に維持されている膣内部において、カウパー液は精液と共に精子を守る役割も担っています。

カウパー液は決して目立つことはないが縁の下の力持ちといった感じで、そっと陰から支えてくれる存在となっているわけです。

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我慢汁の出し方とは?

テレビを見ている男性の後ろ姿

「我慢汁ってどうやったら出るの?」という質問もあるので簡単に解説。

もともと我慢汁が出てくるのはあくまで生理現象であり、射精感を我慢することとは関係なく性的興奮時に自然と生じるものです。

まぁある意味我慢しているタイミングで出ていることも少なくないので、我慢しているから出る…といった誤解を招いても仕方ないのかもしれませんが。

例えば男性がキスや愛撫などの前戯をじっくり楽しんでいるときであっても、我慢することとは無関係に我慢汁が出てくることは珍しくありません。

他にも人によってはそこまでオナニーをしたいというタイミングでなかったとしても、ちょっと心に響くようなエッチなシーンを見てしまい、しばらくそれを見ているだけでもそのうちじんわりと出てくることもあります。

まぁ自分の意志ではコントロールできないというのが困ったものですね。

いずれにしても我慢汁の出し方は基本的に簡単でコツはいりません。

一般的には性的興奮によって本人の意思とは無関係に出てくるものなので、アダルト動画をそのまま長時間見ていても出やすい。

もちろんオカズになり得る興奮度の高いものであるほどよくて、ピクリとも興奮しないような駄作では長時間見ても出てこない可能性あり。

本番での前戯においても、男性が我慢できなくなるほど女性がリードしてお預け状態にすればかなり出やすくなるでしょうね。

射精感を我慢できるのであれば普通にオナニーしてみるのもOKで、ほどよく刺激して性的興奮度を高めてあげればあとは自然と出てくるかなと思います。

関連記事:「軽視する男性&重視する女性…性的満足度は前戯時間にこそあり?」

妊娠とカウパー液と我慢汁

ここでは最初にわざわざ我慢汁とカウパー液を別々にして解説していますが、これにはあえてそうした理由がそれなりにあります。

そう…いつからかカウパー液は予期せぬタイミングでの妊娠において、要はそこそこ多くのケースで真っ先に悪者扱いされることが多い。

しかし厳密に言えばカウパー液そのものが悪いわけではなく、このように広まってしまった事情にはちょっとした誤解もあるのです。

…そもそもただの純粋なカウパー液では妊娠することはありません。

これについては「カウパー液でも妊娠することがあります。」と言われることもありますが、厳密かつ実際にはただのカウパー液で妊娠することはありません。

まずカウパー液を分泌している尿道球腺という部位では精子をつくっておらず、構造上においてここに精子を直接送り込む手段もないため、ただのカウパー液自体には精子が含まれることはなく、カウパー液だけでは妊娠したくてもできないのです。

一般的には悪者扱いされて一躍有名になった感じもしますが、純粋なカウパー液自体が妊娠の引き金になることは構造上ないわけなんですね。

…それと色々調べてみると「我慢汁は厳密にはカウパー液のこと。」と言っている人も多いのですが、これも本当の意味で厳密な言い方をすれば我慢汁はカウパー液だけをさすものではないのでこれも若干正しい表現とは言えません。

我慢汁はあえて言うなら単に興奮時に出てくる体液の総称をさしているだけで、これをそもそもカウパー液だけと考えるのが間違いなのかもしれません。

女性の愛液が複合液であるように、男性の愛液…いわゆる我慢汁も人によっては複合液であることがあるので単にカウパー液だけとは限らないのです。

我慢汁とカウパー液の真実

浜辺で隣り合って座っているカップル

…ではなんでこうもカウパー液がこれだけ悪者扱いされているか。

それは前項目でも触れたように純粋なカウパー液だけでは妊娠しませんが、実は「射精以外で精液が流出していることがある」というだけなのです。

その射精以外のときに流出したごく少量の精液が尿道にてカウパー液と混じり、いわゆる我慢汁…いわゆる愛液…すなわち複合液となって出てくるのです。

これは正直なところ男女の性別に関係なくほとんどの人が知らないことかもしれませんが、あの妊娠で最も避けたい精液が射精以外でも流出しているなんて、知らなかった人にとってはなかなか驚愕の事実かもしれませんね。

精子は意識して射精する以外にも少しずつもれていることがあります。

(※ 引用:「避妊について」 村口きよ女性クリニック)

…重要な内容なのでさらに詳しく調べてみると、この「射精以外での精液流出」は全ての男性に必ず生じるというわけではないようです。

男性自身がそういったタイプなのかどうかを調べようと思えば調べられると思いますが、基本的にそこまでして特定している人はほぼいないはず。

しかし精液の流出の可能性がある以上、これまでやや警戒の緩かった我慢汁もしっかり警戒対象にしておくのが無難と言えるでしょう。

つまり「我慢汁=カウパー液+精液(可能性)」と考えるのが、妊娠を回避するための賢明で安全な対策となるわけなんですね。

これに関するさらに具体的な調査研究によると、被験者27人のうち11人(41%)が「精子を含むカウパー液サンプル」を採取することができ、そのうち10人(37%)では適度に運動率のある精子が確認されたという。

(※ 出典:Killick SR, Leary C, Trussell J, Guthrie KA. Sperm content of pre-ejaculatory fluid. Hum Fertil (Camb). 2011;14(1):48‐52. doi:10.3109/14647273.2010.520798)

これは人数の少ないやや小規模な調査だったので、大規模な調査においてはもっと割合も変動するかと思いますが、いずれにしても重要なのは射精以外でも精液流出の可能性があるという事実でしょう。

このテーマのひとつの回答にもなるかと思いますが、先にも触れたように純粋なカウパー液には精子が含まれていないので受精することはありません。

しかし男性の構造上において射精以外でも精液流出の可能性があり、場合によっては「我慢汁=カウパー液+精液」となる可能性があるため、厳密にはカウパー液ではなく単に精液流出によっての妊娠もしくは我慢汁によっての妊娠はあるということ。

関連記事:「なまら気になる!外出しやコンドームの妊娠率と本当の話」

我慢汁の危険性と外出しの話

我慢汁の話でつながりの深い話が「外出し」。

外出しをするということは自然と挿入は「生挿入」を行うということであり、最終的にはタイミングを見計らって外出し(膣外射精)をすることになるわけですよね。

もうお気づきの方も少なくないと思いますが、そう…つまり生挿入を行った時点でもうすでに妊娠する「可能性がある」ということ。

それは前項目でも書いた通り射精の有無には関係がない…。

「外出しで失敗した!」…といったエピソードは珍しくありません。

しかしそもそも生挿入を行った時点で、人によっては射精以外のピストン中などにも精液が流出している可能性があるわけで…。

もちろん射精時ほどの精液量が出ているわけではないので、理論上では妊娠する確率はかなり低くなります。

それでもまだ妊娠を望んでいないといったタイミングであれば、しっかりと我慢汁も警戒すべきということ。

これは補足になりますが、とある研究調査において「使用1年妊娠率」での理想的な外出しで4.0%、一般的な外出しで22.0%というデータも明らかにされています。

(※ 出典:Contraceptive Technology, 20 ed,. Ardent Media, 2011. http://www.contraceptivetechnology.org/wp-content/uploads/2013/09/CTFailureTable.pdf

同データにおいて避妊しなかった場合の1年での妊娠率が85.0%とされているので、理想的な外出しを実現することができるのであれば、1年間外出ししたとしても妊娠確率自体は相当に低くなるということになります。

まぁ実際のところ精液流出の可能性の有無、流出していたとしても少量といったことを含めて考慮すると、妊娠率が大幅に減少する理由も納得のいく数値。

…とはいえ外出しはもともと男性主導の選択肢であり、事故が起これば防ぎようがないわけですが下手な人は事故が多い。

そういった事故というリスクまでも考えていくと、一般的な方法で22.0%と妊娠する確率が跳ね上がってしまうのもうなずける…。

もともと外出しもかなり警戒すべき選択肢ではありましたが、我慢汁というものの正体を知るとこれを警戒した対策も必須なのかもしれません。

ところで性的興奮時に出てくる体液を、我慢汁ではなく「先走り汁」という言い方をすることもあるという話をしましたよね。

こうやって調べてみて明らかになったことではありますが、先走り汁という表現はある意味その真意に近しい言い得て妙な言い回しなのかもしれませんね。

関連記事:「実は危険な生挿入&外出し…中出しじゃないから安全という幻想」